漏電にご注意を

2021.08.23

雨が降りが続くと主に屋外についている照明器具やエアコン室外機や給湯器などの電気機器が水気や湿気で故障のリスクが生じやすくなります。
また、電気配線自体が経年劣化により絶縁被覆が硬化するなどして抵抗値が減少していきます。
主に屋外で紫外線が当たるような箇所はダメージを受けやすくなります。
ブレーカー自体が上がらなくなることも!
これも経年劣化によるもので交換が必要です。
最近の事例を少し紹介します。

①メインブレーカーが落ちて復旧しない
築15年くらいの鉄骨2F建でした。
漏電を調査すると台所周辺のブレーカー1つが原因であることが分かりました。
勝手口の照明器具を見てみると防水パッキンが劣化していて雨水がいっぱい入ってました。
照明器具は1度も変えたことがなかったとのこと。
照明器具の耐用年数は約10年です。
湿気で端子も腐食し、器具を取り外して配線の先端を絶縁テープで処理して完了しました。

②ダイニング・キッチンのブレーカーが上がらない
築20年くらい鉄骨3F建てでした。
3年前に奥様が火を使っていて少し目を離した時にボヤfが起きてレンジフードとガスコンロが焼けてしまったとのこと。
使用を中止して違う場所で卓上コンロを使ってやり過ごしていたが、この連日に雨が原因かブレーカーが落ちるというので見に来ました。
レンジフードの点検蓋を開けると電源用コンセントと壊れた機器(レンジフード)が繋がっていたままで抜いたら直りました。

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